さまざまな視力
物体の形を認識するには4つの尺度があります。
1.最小視認閾(1点または1線を認識する値)
2.最小分離閾(2点または2線を認識する値)
3.最小可読閾(文字を認識できる値)
4.副尺視力(2直線の位置の違いを認識する値)
一般的に「視力」は最小分離閾で示されます。
そして視力は大きく分けて2つに分類できます。
それが「静止視力」と「動体視力」です。
「静止視力」とは、自分および物体が動いておらず静止している場合のときの視力を言います。
「動体視力」とは、自分および物体が動いている時その動く物体を見極める視力を言います。

また、動体視力には「横方向」の動きを識別する「DVA動体視力」と、「前後方向」の動きを識別する「KVA動体視力」があります。
野球やテニスなど球技スポーツの多くは動体視力と密接な関係があり、一流選手は優れた動体視力を持っていると言われています。
また、動体視力は訓練により向上することができ「スポーツビジョン」と称して専門的に分析されています。この動体視力は年齢とともに低下してしまいます。
なお、特定物の距離を測る視力を「深視力」と呼ぶ。
さらに視力は以下のような視力があります。
「中心視力・中心外視力」
視力は角膜から入ってきた光を網膜で感じ取りますが網膜の中心窩で感じた場合に最良となり、その時の視力を中心視力と呼びます。また、その中心窩以外の網膜で見た場合の視力は中心外視力と呼び、極端に視力が低下します。
「裸眼視力・矯正視力」
メガネやコンタクトレンズなどの視力矯正器具を使用しない場合での視力を「裸眼視力」と言い、メガネやコンタクトレンズで視力矯正を行っている場合での視力を「矯正視力」と言います。
「片眼視力・両眼視力」
片眼のみで物を見た場合の視力を「片眼視力」と言い、左右の両眼を使って物を見た場合の視力を「両眼視力」と言います。両眼視力は片眼視力よりも若干良くなります。

| Last UpDate 2009年1月01日 |
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