視力回復方法としての目薬


視力回復方法としての目薬


近視のため視力が低下してしまったがメガネやコンタクトレンズを使用した
くないため、近所の眼科に相談に行くと目薬を処方されることがあります。


近視による視力低下に目薬が処方されるのは、遠くの物や近くの物を見る
ために水晶体の厚さを調節している毛様体の筋肉に作用させるものです。
つまり、固くなってしまった毛様体の筋肉をゆるめることを目的に使用されます。


目薬


近視は皆さんご存知のように、眼に入ってきた光が網膜の手前で像を結んでしまい物がぼやけてしまう現象ですが、この光の調節を行っているのが毛様体の筋肉なのです。


遠くを見る時は、眼の毛様体の筋肉はリラックスして伸びる → 水晶体が薄くなる
近くを見る時は、眼の毛様体の筋肉は緊張して縮む → 水晶体が厚くなる

この操作を毛様体の筋肉が繰り返して行い調節しているのです。


パソコンや読書、TVゲーム、勉強などで近くを長時間に渡って見続けていると、毛様体の筋肉はずっと縮みっぱなしとなり、遠くをみても毛様体の筋肉は元のように伸びなくなってしまいます。
  

つまり水晶体はずっと厚くなったままとなり、遠くにピントがあわなくなってしまうのです。
そこで、目薬によって毛様体の筋肉をリラックスさせてやり、コリを和らげてあげる訳です。


そうすることによって毛様体の筋肉の機能を回復させて視力回復を期待します。


しかし、一般的に小学生〜中学生ぐらいの人で毛様体の調節する筋肉の緊張などで見えにくくなってしまった仮性近視の状態の場合ならば治療薬として目薬は効果があるようですが、軸性近視などの眼の構造上の問題の近視状態の人ではまったく効果がないようです。


また、薬によって毛様体の筋肉を緩ませるわけですから、点眼は眼を使用しない夜寝る前に点眼します。


この目薬にもいろいろな種類がありますが、一般に眼科で近視治療に用いられるのはミドリン(もしくは、サンドール)という目薬です。


本来、ミドリン(サンドール)は眼底を検査するために用いられる薬で、毛様体の筋肉を麻痺・弛緩させて瞳を大きくさせる作用があります。

本来は検査を行うための目薬なのですが、濃度を薄めて使用しますが継続的な使用は前提とされいないため、目の充血や痛みなどの副作用や継続的な使用により毛様体の筋肉の機能がかえって衰えてしまう可能性を考慮して使用しなくてはなりません。


ですから、目薬の使用にあたっては必ず眼科医の指導の下で行うことが必要です。


大切なことは、近視に用いられる目薬は一時的に毛様体の筋肉をリラックスさせる薬であって、本質的には近視の原因を取り除くものではありません。


一部の眼科医では、この目薬を使わない方針をとっている眼科クリニックもあるようです。


【目薬の利点】

・手軽に行うことが出来る
・子供から年配者まで安心して行える
・就寝前に点眼するだけで良い


【目薬の欠点】

・近視の原因によって効果がない
・眼科医に処方してもらう必要がある
・点眼したら眼を使用する作業は行えない
・副作用、アレルギー等を考慮する必要がある



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Last UpDate 2009年1月01日
 
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