コンタクトレンズ管理の重要性
コンタクトレンズは眼球の表面である角膜に直接装用するため、
ハード、ソフトを問わずにそのメンテナンスやケアなどの管理が非常に重要です。
清潔で綺麗なことはもちろんのこと、傷などのないことが最低必要条件です。
できれば常に新しいコンタクトレンズを使用したいところですが、実際には経済的に困難なことです。
現状では使い捨てコンタクトレンズを除いて、洗浄やメンテナンスを行い繰り返し使用しているはずです。
一般的にハードコンタクトレンズに比べソフトコンタクトレンズは薄く柔らかいためその取り扱いに注意を要します。さらにはハードコンタクトレンズに比べソフトコンタクトレンズの方は酸素透過性が少ないと言われています。
特にソフトコンタクトレンズは軽くて柔らかく装用感が非常に良いのですが、角膜をすっぽりと覆ってしまうので長時間使用していると角膜への酸素の供給が常に不足がちになってしまいます。
さらには角膜表面を潤している涙などの水分を吸収しやすいため常に乾燥気味になりがちです。
この眼球への酸素供給と潤いは非常に重要であり、長時間にわたって酸素不足・水分不足に陥ってしまうと角膜の表面は傷つきやすく、さらに長期間にわたる酸素不足は角膜内部に存在する角膜内皮細胞を死滅させてしまいます。
角膜は上皮細胞、実質、内皮細胞の3層で出来ているのですが、最表層の上皮細胞は外界に触れているため傷つけられる機会が多く再生する能力が高くなっています。
しかし、内側にあって痛みを感じない内皮細胞は外界に接していないので再生したり増殖する能力が全くないのです。
ですから、コンタクトレンズによる視力回復を行う場合には、角膜の表面だけでなく内側の内皮細胞まで気を付けなければなりません。
コンタクトレンズ使用の際には正しい使用方法を十分に理解し、メンテナンスなどの取り扱い注意事項をよく読んだ上で行う必要があります。
決して角膜の重要な機能である「透明で光を通す」働きを害するようなことは避けなければなりません。

| Last UpDate 2009年1月01日 |
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