■スポーツビジョンとは?■
スポーツビジョンとは、スポーツを行う上で必要と
なる視覚能力、つまり眼の能力の総称のことです。
さまざまなスポーツにおいて優れた運動能力を発揮するには、
からだの身体能力のみならず優れた視覚能力を有することが必要とされています。
わが国でも1987年からスポーツビジョンに関する研究が行われ、眼の能力の測定方法や評価、近視矯正方法、ビジュアルトレーニング、眼の保護などのテーマが含まれています。
今では、医学、心理学、教育学、体育学と多方面に広がっており、多く専門家の評価を得ています。
近年、プロ野球選手のトレーニングにも取り入れられており、筋力トレーニングと同様に重要視されつつあります。
<スポーツにとって大切な眼の代表的な能力は大きく分けて4つです。>
【動体視力とは】
「移動する1つの目標物を、連続して追い続ける眼の能力のことを言います。」
例えば、野球では打撃や守備において動いているボールを的確に捉える必要があります。
打者では上下左右に変化するボールを見極める動体視力が非常に重要です。
【眼球運動とは】
「移動する複数の目標物に対して、顔を動かさずに個々にすばやく視線を動かす眼の能力のことを言います。 」
野球では、守備において自分の位置、走者、ボールの位置などを眼球運動だけで捉える必要があります。顔まで動かしながら走者やボールを追いかけては視線がズレてしまいます。
【周辺視野とは】
「移動または静止する目標物を見ると同時に、周りの状況も眼の端で捉える眼の能力のことを言います。」
例えば、ピッチャーが打者を見ながら牽制する時など、眼を固定したままどれだけ広い範囲を見ることができるかという能力が問われます。
【瞬間視とは】
「移動または静止する目標物が持つ多くの情報を、一瞬にして把握する眼の能力のことを言います。」
例えば、打者が選球する際にボールを投げるピッチャーの握りを一瞬にして見分けます。この一瞬にして見分ける瞬間視がよければ打率が上がることは言うまでもありません。

| Last UpDate 2009年1月01日 |
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